今までに開催された外傷予防教室の様子

2013年1月26〜27日に開催された「高校生のための外傷予防教室・2日間コース」の様子です。

【1日目】講演


3次予防についての講演です。大きな外傷を負った後も在宅社員として働いている方をお招きし、生活の様子や貴重な体験談をお話ししてもらいました。
【1日目】傷跡を目立たなくするメイク術の実習
リハビリメイクの専門家をお招きして実習を行いました。
特に女性の学生には興味深い内容だったようです。
メイクで傷跡が目立たなくなるだけでも、精神的な負担を軽くし、回復を促す効果があるそうです。
【1日目】自動車の衝突実験
JAFのご協力でシミュレーターをお借りして、安全指導の下、自動車の衝突事故を疑似体験しました。エアバッグやチャイルドシートの大切さを身を以て学ぶことができます。
【1日目】ドクターヘリの見学
この日は幸い出動がなく、予定通りドクターヘリの見学を行えました。本物の機内で通信機器やコクピット、救急患者を搬送するための庫内がどうなっているかを説明し、ドクターヘリの重要性を知ってもらいます。
【1日目】勉強会
「NPO法人 脳外傷友の会ナナ」をお迎えして、脳外傷についての講演を行っていただきました。

今回は初めての2日間コースということで、従来の回よりも充実した内容となりました。さて、2日目は…
【2日目】実習:心臓の仕組み
空気入れのポンプを使って心臓の動きを擬似的に再現した装置を作り、心臓マッサージの効果ややり方について学ぶ実習です。
【2日目】実習:暗い場所での動線確保
震災などの緊急時に暗闇の中で冷静な行動を取るのは非常に困難です。真っ暗な建物の中を手探りで壁を伝って散策…(写真では点灯していますが、実際は消灯して暗闇の中で行っています。)実施後、記憶を基に見取り図を書いてもらいました。
【2日目】グリーフケアについての講演


グリーフケアとは大切なものを失った人への心のケアのことです。

外傷によって悲しい体験を負った人へのケアについて、専門家による講演を行いました。
【2日目】地震の疑似体験
神奈川県総合防災センターを訪れ、地震体験コーナーで大震災クラスの揺れを体験しました。立っていることさえ難しい状況の中で,何ができるか、何をすべきかを考えてみました。
【2日目】強風の疑似体験
同防災センターにて、風水害体験コーナーで台風クラスの暴風雨を体験しました。強風の破壊力、危険性を疑似体験しました。
【2日目】外傷予防についての講義


大学に戻り、教室で外傷予防について講義を行いました。この後に行う実習の事前説明として、専門の講師から救急蘇生法についてを詳しく学んでもらいます。
【2日目】救急蘇生法の指導
数名ごとの班に分かれて、実際に救命救急の現場で働いている現役の看護師が丁寧に指導します。
【2日目】実習:一次救急処置
災害などの緊急時に、一般の人にでもできることは何か?を指導します。イザというときに役に立つ体験になります。
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