今までに開催された外傷予防教室の様子

2013年11月30日に開催された「高校生のための外傷予防教室」の様子です。
今回は少人数ならではの中身の濃い外傷予防教室となりました。

災害時の対処
神奈川県総合防災センターを訪れ、火災や地震の疑似体験を通して、その対処方法を学習しました。
講演「交通事故と高エネルギー外傷」
講師:本多 ゆみえ 医師
   東海大学医学部付属病院 高度救命救急センター

交通事故では、一瞬にして体に大きなエネルギーが加わります。そのエネルギーを安全に受け止める手段として、乗車中は安全ベルトの装着が義務づけられています。安全ベルトを使用しないと、体のどの部分にどのようなエネルギーが加わるかを説明しました。
演習:一次救急処置(心肺蘇生法)
救命救急の基本となる心臓マッサージや人工呼吸などの救急蘇生法について、現役の看護師が丁寧に指導します。
演習:一次救急処置(AEDの操作法)
AEDの操作は一度でも体験しておくと恐怖心が軽くなり、イザというときに使用できる勇気に繋がります。
演習:一次救急処置(外傷手当)
災害などの緊急時に、一般の人にでもできることは何か?を指導しながら、参加者がお互いに実習を行います。この体験がイザというときに役に立つでしょう。
講演「災害時の医療活動」
講師:亀井美穂 フライトナース
   東海大学医学部付属病院 救急看護認定看護師

東日本大震災時の東海大学病院DMAT(災害時派遣医療チーム)の医療活動について紹介しました。また、高度救命救急センターでの医療活動と看護師の活動について説明しました。
ドクター・ヘリの見学
風が強く肌寒い中でしたが、待機中のドクター・ヘリを見学しました。操縦士が出動について詳しく説明してくれました。
救命救急センターの見学
インストラクター:亀井美穂 フライトナース
         東海大学医学部付属病院 救急看護認定看護師

救命救急センターを見学しました。フライトナースがヘリコプターに搭乗する際に、必ず持っていく救急物品が入った携帯バックの説明をしました。
最後に…
今回は少人数での開催だったので、移動時間でのロスも少なく、いつもより多くのことを学習する時間が作れました。



その分、お疲れでしたか…?
今後の外傷予防に活かされることを願って「修了証」を発行しました。
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