今までに開催された外傷予防教室の様子

2014年1月18日に開催された「高校生のための外傷予防教室」の様子です。
今回は少人数ならではの中身の濃い外傷予防教室となりました。

講演『若者と外傷』
講師:小島善和
高校生は、生活圏が広がるが人生経験は少ないため、大きなケガをすことがあります。ケガの予防について考えましょう。
講演『喪失体験』
講師:小島ひで子
外傷は、体のケガばかりではありません。大切な人を失ったりすることで、心も傷つくことがあります。
救命救急センターの見学
講師:中岡正昭(看護師)
救命救急センターには、手術室や処置室があって、必要な機材や物品はすぐに使えるように準備しています。
ドクター・ヘリの見学
インストラクター:朝日航洋
(パイロット)
ドクター・ヘリは、神奈川全域と静岡・山梨の一部を他県のDRヘリと連絡を取りながらカバーしています。医師と看護師を乗せ、指定場所に着陸した後、救急患者さんを収容して、大学病院まで搬送します。
機材についての説明を受けた後に、実際に触れることで、ケガをしないようにするための貴重な体験になると思います。
:暗い場所での避難とコミュニケーション
暗室からの安全な避難行動と、被災者に見立てたヌイグルミの捜索をしました。二次災害を予防するために現場の見取り図を作りました。
授業評価
たくさんの講義と体験の後、学んだことやもっと知りたいことを書いていただきました。
演習:災害時の対処
神奈川県総合防災センターを訪れ、地震の疑似体験や消火活動の練習を通して、災害時の対処方法を学習しました。
演習:救急蘇生法の指導
インストラクター:中岡正昭(看護師)
AEDによって、命が助かる人はたくさんいます。もしもの時に使えるように…
最後に…
ケガの原因はたくさんありますが、第一は「想定外の出来事」が起きたことだと思います。ケガを予防するには、原因を取り除くことと、原因を隔離することが大切です。

今後の人生に活かしていただけることを願って「修了証」を発行しました。

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