今までに開催された外傷予防教室の様子

2017年9月30日（土）に開催された「高校生のための外傷予防教室」のレポートです。30名以上の高校生が参加し、座学から実技・見学と幅広い内容となりました。

外傷予防教室の理念と目標
		これから外傷について色々な見地から学んでいく基礎講座として、外傷予防が目指す「４つの力」の意味について講義が行われました。
外傷を経験された当事者のお話
	重度障害者を在宅で雇用するクオールアシスト株式会社の方から、障害者についての講義と、そこで働く交通外傷を負った社員の実体験についてのお話を聞きました。普段の当たり前が当たり前でなくなったことや周囲の人たちへの感謝の想いが伝わるお話でした。
外傷のメカニズム、高エネルギー外傷について
	普段日常で目の前で起きた外傷を負うような事故などの場面で、どのような方法で救助すべきか？救急車を呼ぶレベルとは？など、医療の最前線で活躍する医師からの講義にリアル感を強く感じました。
体験学習：高度救命救急センター、ドクターヘリの見学
ドラマでも話題になっているドクターヘリの操縦士からのお話や本物のドクターヘリに興味津々でした。高度救命救急センターでは、救急搬送された患者がどのような処置をされていくのかなどの説明が行われました。
体験実習：一時救命処置、外傷の応急手当
呼吸の有無の確認、胸部圧迫による心肺蘇生の重要性、ＡＥＤの使い方と周囲の協力要請など、実際に日常起こりうる人命救助の方法を学びました。また、テープを使わない包帯の巻き方や、止血法、三角巾を使った腕の保護などを、実技という形で学びました。
こころの外傷のメカニズムと予防
	心の病はどうして起きるのか？内面だけでなく外傷的なことからも心の病は起きるということ、それに対してどのように対応していくのか、分かりやすい講義が行われました。
最後に…
		講義終了後に皆で写真をパチリ！

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